本日、5月25日はグーフィーのスクリーンデビュー日ですが、グーフィーのグリーティングがわずか開園1時間ほどで案内終了となり、実質約13時間待ちになりました。アトラクションやグリーティング施設では過去に例のない、おそらく史上最長の待ち時間だったのではないかと思います。
このように混雑した要因、今日のパークの様子、過去の10時間を超える待ち時間のデータなどを解説していきます。
- 5月25日はスクリーンデビュー日
- グリーティングが5月31日終了
- おそらく過去もっとも長い待ち時間
見たい場所へ
5月25日はグーフィーのスクリーンデビュー日!
グーフィーは1932年5月25日公開の『ミッキー一座』でデビューしました。このときはディピー・ダウグという名称で登場しており、その2年後、1934年8月11日公開の『ミッキーの芝居見物』でグーフィーと名付けられました。
ディズニーキャラクターは、このスクリーンデビューした日が誕生日として扱われています。パーク内でもこんなふうにグーフィーのバースデーをお祝いするディスプレイがされています。これはディズニーランドの《グランドエンポーリアム》。おめでとうグーフィー!
グーフィーはバースデーグッズなどの発売はありませんでしたが、レギュラーグッズのポージープラッシーが今日から販売されています。私の友人のグヲタさんもお買い上げなさっていました(笑)
スクリーンデビュー日は、グリーティングが混雑
このスクリーンデビュー日には、誕生日をお祝いしようと多くのファンが駆け付けるため、パーク内のグリーティングは普段とは比べ物にならないくらい混雑します。
特にこの1~2年はその影響が顕著になっていて、以前は混んでもミッキーが3時間程度の待ち時間になるくらいでしたが、昨年はドナルドとミッキーが600分=10時間を超えるなど、すさまじい待ち時間を記録するようになっています。
1度にたくさんの人数をさばけるアトラクションとは違って、グリーティングは1組ずつの実施になるため、ちょっと人数が増えるだけであっという間に待ち時間が増えてしまいます。
それに加えて、スクリーンデビュー日だと、グリーティングするのは長時間待つようなファンがほとんどで、お祝いのプレゼントを渡したりなど、どうしても1人1人のグリーティング時間が長くなってしまう傾向があるのも影響していると思います。
このように、スクリーンデビュー日は混雑する大きな要因になっていますが、それでも昨年は最大110分待ちにとどまっていたグーフィーが、ここまで混雑した要因はもうひとつあります。
TDS《ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル》は、5月31日にグーフィーの出演が終了
それは、《ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル》でのグーフィーの出演が、5月31日に終了するためです。グーフィーのグリーティング施設は、ディズニーランドとディズニーシーを通じて、ここだけ。それが終了となるため、今後はグーフィーのグリーティング施設が無くなってしまいます。
もちろんパーク内では突発的に登場するフリーグリーティングがあるので、様々な場所でグーフィーに会うことはできるのですが、“ほぼ開園から閉園までやっていて、並べば確実に会える”という環境は今後なくなります。
そのため、終了を惜しむファンが駆け付けていて、今日に限らず今月はずっと待ち時間が長い状態が続いていました。下の表は昨年のスクリーンデビュー日と、今月の土日の待ち時間です。
先週は日曜日に220分待ちを記録していて、これまででは考えられない待ち時間になっています。
グーフィーは9時15分頃に案内終了!実質13時間待ち!
このように、スクリーンデビュー日+出演終了が重なって、本日はすさまじい待ち時間となりました。ここからは今日の混雑・待ち時間の流れを見ていきます。
開園直後にグーフィーは600分=10時間待ちの表示
今日のディズニーシーは8時開園でした。当然、グーフィー目当ての人は開園から《ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル》に直行するので、一気に待ち時間が延びます。最初の表示は600分=10時間待ちでした。
正直、これだけの人数が殺到するような状況だと、正確な待ち時間予測なんてもうできないと思うんですよね(笑)なので、私はとりあえず600分表示、これから過去のミッキーやドナルドのように徐々に待ち時間が減っていくのかなと思っていました。
9時15分頃、グーフィーはご案内終了に
しかし、なんと開園から1時間ちょっと経った9時15分頃に、グーフィーはご案内終了とのアナウンスがされました。
混雑のため、一時的に案内見合わせとかではなく、“本日のご案内は終了”ということで、このあとも再開することは無いということになりますね。
メディテレーニアンハーバーのインフォメーションボードも、“終日休止”の表示に。
もうキャストさんも正確な待ち時間を予測することはできない状況だったと思いますが、22時まで案内可能なグーフィーのグリーティングが9時15分頃に案内終了になったということは、最後は実質13時間待ちということになります。
待ち列はシーライダーまで到達!熱中症対策のため、時間集合式に
約13時間の待ち列はどうなっていたかというと、ロストリバーデルタからポートディスカバリーの《ニモ&フレンズ・シーライダー》あたりまで列が延びていました。《インディ・ジョーンズ…》が200分を超えるようなときはこのあたりまで並ぶことがありますね。
トレイルの入口あたりから列が続いて
坂道側に列が延びていき
川を渡る橋の上も列が続き
シーライダー裏手で一旦折り返し
さらにシーライダー横でも折り返し
シーライダーのファストパス発券機を過ぎたあたりがグーフィーの列の最後尾になっていました。
今日は30℃を超える気温で、さらに日差しもかなりキツイ状況だったので、これは待ってる人は本当に大変だと思いました。しかし、さすがに熱中症になる危険があるため正午ごろに、並んでいる人は指定された時間に集合する方式に変更したようです。今日はさすがに危ないので、並んでいた人は本当に良かったですね。
グーフィーがおそらくTDL・TDS史上最長の待ち時間に
というのが、本日の状況でしたが、アトラクションとグリーティングでこれだけ早く案内終了になるのは記憶にありません。おそらく史上最速で案内終了=史上最長の待ち時間だったのではないかと思います。
ミッキーやドナルドなど、過去の10時間以上の待ち時間
先ほど、この1~2年のスクリーンデビュー日はすさまじい待ち時間になっているとお話しましたが、下の表はこの1年で600分=10時間待ち以上になった日の待ち時間です。★がついているところが、その日の最長待ち時間。
スクリーンデビュー日に混雑するのはわかると思いますが、今年の3月24日のときはミッキーの顔が変わってしまうため、別れを惜しむファンが多くて混雑しました。
この3月24日の700分表示がこれまでの最長待ち時間だと思います。10時間以上の待ち時間になることは過去に何度かありましたが、どれも徐々に待ち時間が減っていき、最終的に案内終了となったのは夕方~夜にかけてでした。
今日のグーフィーが、9時15分に案内終了となったのがいかに特殊だったかがよくわかると思います。ちなみにアトラクションでは《トイ・ストーリー・マニア!》の500分が最長ではないかと思われます。
このようにいくつかの要因が重なって、今年のグーフィーのスクリーンデビュー日は異例の混雑になりました。
《ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル》へのグーフィーの出演は5月31日までです。この土日のあとは平日なので、さすがに今日を超えるような待ち時間にはならないのではないかと思いますが、300分くらいまでいく可能性は十分ありそうです。近いうちにグーフィーに会いに行く人は注意しましょう。
当サイト運営者
クロロ執筆・監修
TDRガイド本 発売中!
- ファンタジースプリングス徹底攻略!
- 空いてる日はいつ?2024-25年混雑予想カレンダー
- 全アトラクションの待ち時間を完全予測!
- 公式サイトは教えてくれない今のパーク攻略法
実際に体験し、パークを楽しんでいるからこそわかるパークの攻略法を、図解・イラストを用いてわかりやすく解説しています。