東京ディズニーシーのアトラクション《タートル・トーク》が、2020年2月6日からファストパス対象アトラクションとなることが決定しました!
そんな《タートル・トーク》がディズニー・ファストパスに対応することになりましたが、ファストパス発券機がなく、取得方法も他のアトラクションとは一部違った部分があります。
“知っている人だけが得をする”、そんな言い方が当てはまる《タートル・トーク》のファストパス対応。取得方法から最近の混み具合、ファストパス導入後の予想も含めて詳しく解説します。
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東京ディズニーシー《タートル・トーク》
2020年2月6日からファストパス対象アトラクションに
東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにある《タートル・トーク》。2009年10月にオープンし、他のアトラクションとは一線を画す、斬新な面白さから人気は高めです。
S.S.コロンビア号の海底展望室で、ディズニー/ピクサー映画『ファインディング・ニモ』シリーズに登場するウミガメのクラッシュと、リアルタイムに会話ができるアトラクション。
オープン当初はゲストから簡単な質問が多かったのですが、近年は人生相談など深い悩みもあって、それに対するクラッシュの“深イイ”受け答えが年々進化し続けているのも印象的です(笑)
2017年にはリニューアルを行い、ディズニー/ピクサー映画『ファインディング・ドリー』のキャラクターも登場するようになりました。
その《タートル・トーク》が、2020年2月6日からファストパス対象アトラクションになります。
対象アトラクションのファストパスチケットを取得し、指定された時間内にアトラクションに行くことで優先案内され、少ない待ち時間でアトラクションを体験できるシステム。正式名称は『ディズニー・ファストパス』
人気の高いアトラクションに導入されているファストパスは、少ない待ち時間でアトラクションを体験することができるので、もはやパークで遊ぶには無くてはならない、パーク攻略の最重要アイテムと言えます。
ただし、《タートル・トーク》のファストパスは、“ファストパス発券機がない”という重要な注意点があります…!
《タートル・トーク》のファストパスは、公式スマホアプリor現地キャストから取得!
ファストパス発券機がない、となると“どうやってファストパス取ればいいの?”とか“スマホがないと取れないの?”といった疑問が出てくると思いますが、次の2つの手段でファストパスが取得できます。
公式スマホアプリでファストパスを取得
まずは、公式スマートフォンアプリから取得する方法。
東京ディズニーランド・東京ディズニーシーでは、2019年7月からスマートフォンで、いつでも、パーク内のどこからでも、ファストパスが取得できるようになりました。
これまでのように各アトラクションのファストパス発券機に向かう必要がなく、入園してその場でファストパスが取得できるので、本当に画期的!
《タートル・トーク》のファストパスも、この公式スマートフォンアプリ上で取得できます。
実際にスタートしてみないとわかりませんが、おそらく他のアトラクションと同様に、アトラクションのファストパスエントランスで、スマホかパークチケットの二次元コードを読み込ませて入場することになると思われます。
ファストパスの取得に関しては、もうスマホを使わないと圧倒的に不利と言わざるを得ません。
アプリのダウンロードやアカウントの登録など事前に準備が必要ですし、実際の取り方・使い方の流れも把握しておいたほうがいいので、こちらの解説記事も熟読することをオススメします。
《タートル・トーク》のキャストに申し出てファストパスを取得
もうひとつの方法は、《タートル・トーク》のアトラクションキャストに申し出て取得する方法。
ファストパス発券機がないので、キャストさんが手動でファストパスの取得手続きを行う形になります。
東京ディズニーランドでは、2019年11月18日の1日限定で《ミッキーの家とミート・ミッキー》がファストパス対象になりましたが、そのときと同様の形ですね。
《タートル・トーク》のファストパスは、優先順位低めでOK!
《タートル・トーク》のファストパスはどうなるか、優先して取るべきかといった攻略面についてですが、アトラクションの人気的に、優先順位は最低でよいと思います。
ディズニーシーではこれまで10個のアトラクションがファストパス対象になっており、《タートル・トーク》は11個目の対象アトラクションになります。
ファストパス対応アトラクション
- ソアリン:ファンタスティック・フライト
- タートル・トーク
- タワー・オブ・テラー
- トイ・ストーリー・マニア!
- ニモ&フレンズ・シーライダー
- インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮
- レイジングスピリッツ
- マジックランプシアター
- マーメイドラグーンシアター
- 海底2万マイル
- センター・オブ・ジ・アース
下の表は今月の待ち時間をいくつかの日から抜粋したものですが、他のファストパス対象アトラクションと比べると、待ち時間は短いと言えます。
- 1月3日:入園制限がかかった激混み日
- 1月8日:空いていた平日
- 1月19日:直近の土日
- 1月22日:平日だけど入試日で混雑
混雑日は待ち時間が増える可能性あり
この待ち時間ですが、今後はファストパスを持っている人が優先的に案内されるようになるため、待ち時間も長くなる可能性があります。
《タートル・トーク》は1回の収容人数がかなり多いことに加えて、おそらく平日は取得する人も少ないので、影響も小さそうです。
しかし、土日など混雑日=ファストパスを取る人が多くなる日は、その分待ち時間も長くなるのではないかと思われます。
《タートル・トーク》は、最後に取得するファストパスの候補に
現在、ファストパスでもっとも人気が低いのは《海底2万マイル》で、基本的に5分後から使えるファストパスを発券、他のアトラクションのファストパスが発券終了になると、ようやく進み始めるという具合になっています。
そのため、《タートル・トーク》のファストパスは、優先順位を低めに、最後に取得するファストパスの候補で十分だと思います。
《タートル・トーク》がファストパス対象になった理由は?今後、他のアトラクションも期待
2月6日から導入されることが1月24日に発表なので、けっこう直前に発表されたなという印象がある今回の決定。
《タートル・トーク》は、比較的人気がある
まず、《タートル・トーク》は比較的人気があり、混雑日だと待ち時間が長くなりやすいアトラクションだということ。
ファストパスの必要性として、もっとも重要なポイントですね。
《タートル・トーク》は、TDSでは貴重なこども向けアトラクション
続いて、こども向けのアトラクションであること。ディズニーシーは、ディズニーランドと比べてこども向けのアトラクションが少なく、子供連れにとっては敬遠する理由にもなっています。
その中でも貴重なこども向けアトラクションが《タートル・トーク》。もちろん大人も楽しめるアトラクションですが、こども向けなのも重要なポイントです。
というのも、やはり子供連れだとそんなに長時間は待てないですよね。30分超えてくるとちょっと厳しいのではないでしょうか?だからこそファストパスが生きてくるわけです。
先ほど、《タートル・トーク》は比較的人気があると言いましたが、大人目線で待ち時間で見ると“本当にファストパス必要?”という程度の待ち時間です。
でも、こども目線で考えると、ファストパスを導入してもいい待ち時間と言えますね。
《タートル・トーク》は、FPレーンが作れそう
ファストパスが導入されるということは、通常通り並ぶスタンバイのレーンと、優先案内されるファストパスのレーンを設ける必要があります。
《タートル・トーク》はファストパスレーンを作るのが容易ということも、要因になっていると思います。
スマホアプリのファストパス取得導入で、柔軟な対応が可能に
スマホアプリでのファストパス取得が導入されたことで、今回の《タートル・トーク》のように、ファストパス発券機を設置しなくてもファストパス対象アトラクションにできるようになりました。
今後は他のアトラクションにも同様に導入されることが期待されます。待ち時間が長いアトラクションと言えばTDL《ピーターパン空の旅》、TDL《空飛ぶダンボ》、夏のTDS《アクアトピア》、それに加えてグリーティング施設なんかも思い浮かびますよね。
でも、一番ネックになるのは、先ほど挙げたファストパスのレーンを作れるかどうかだと思います。グリーティング施設はどれも難しそうな気がしますが…。
今後の他の施設への導入だけでなく、《ミッキーの家とミート・ミッキー》のように期間限定での導入も期待できますね。それと同時にこういった情報を知っているかどうかも、パークで効率よく遊ぶためには重要な要素になってきたように感じます。
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クロロ執筆・監修
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実際に体験し、パークを楽しんでいるからこそわかるパークの攻略法を、図解・イラストを用いてわかりやすく解説しています。
こんにちは。
私は絶叫系が苦手なので、タートルトークがファストパス対応になるのはありがたいです。
そして、グリーティング施設のファストパス導入を熱望してます。
特に、TDL新エリアにできるミニーのグリーティング施設は、最初からファストパスレーンを作っておいてほしいです。
かにさん、コメントありがとうございました!
シーはランドよりも激しいアトラクションが多いので、こういったアトラクションでファストパスを発券してくれるのは嬉しいですよね。
タートルトークは意外と待つというか、何時間も並ぶわけではないけど、それなりに待つアトラクションですし。
グリーティング施設は導入してくれたら、本当にありがたいですよね~!
でも、現状の施設だといけそうなのは《ヴィレッジ・グリーティングプレイス》くらいな気がします。
ミニーの施設はバケパで優先案内のチケットがつくプランがあるので、可能性はゼロではありませんが、最初から対象にしていないところを見ると、やはり東京はグリ施設にはファストパスを導入しない方針なのかもしれません。
お返事、ありがとうございます。
そして、ミニーのグリ施設も期間限定(9月初旬まで)ですが、ファストパス対応になりましたね!
私はゴールデンウィークのど真ん中、クロロさんが入園制限を予想されてる日に行く予定です。
ファストパスが取れるかわかりませんけど、なんとか取りたいと思っています。
こんばんは。
クロラー歴8年以上のママです。四国に越して年1インパになりましたが、その度にクロロさんのブログと書籍にお世話になってます!今回も書籍をポチりました。
今年は3月末の一番激混みの時期に行くことになりました。子どもの休みに合わせると致し方なく。そして5人目が生まれ、10ヶ月での初ディズニー。ばあばも加わり大所帯です。
タートルトークのファストパス、意外でしたが本当に嬉しいです。クロロさんのおっしゃる通り、小さい子ども連れとしては、シーのファストパスは持て余すと言いますか、乗れないものが多いです。そして30分待ちのタートルトークのためにマーメイドからアメフロへ向かう元気が出ないのです。(だいたいマーメイドで過ごします。)なのでうちの子たちはタートルトークは未経験。今回本当に嬉しくて、その情報をいち早くいただけたクロロさんに感謝です。
すみません、不躾なお願いですが質問があります。
アーリーでランドにインパして乗れるものはバズですが、15分の間にファストパスは取れるのでしょうか?激混みの春休みで少しでも効率よく回るために教えていただけたら幸いです。
ひなたぼっこさん、コメントありがとうございました!
クロラーとは、新しい概念ですね(笑)でも、8年というともう相当昔からご覧になられていると思うので、ちょっと恥ずかしいです…!
書籍もご購入頂いているとのこと、大変ありがたく思っています…!
ディズニーシーは子供連れだと使えるファストパスが限られますもんね。身長制限があるものが多いですし。
タートルトークならまさに全年齢対象ですし、面白いアトラクションなので、ぜひお子様たちにも体験させてあげてください…!
アーリ-のファストパスの件についてお答えしますね。
まず、アーリーで入園する場合、アーリーの時間帯は対象アトラクション(バズ、TDSならソアリンとトイマニ)しかファストパスは取れません。
というのが原則なのですが、ディズニーランドはちょっと特殊な状況になっています。
現在、エントランスの半分が工事中なので、混雑日はゲストがエントランス周辺から溢れてしまうのを防ぐために一般ゲストも通常開園時間の15分前に入園し、プラザまでは進むことができます(その先は通常開園時間になってから)。
この一般ゲストが入園開始となった段階で、すべてのファストパスを取ることができるようになります。
例えば、8時開園の日に混雑しているため、7:40からアーリーの入園がはじまったとします。
この段階ではアーリーの対象アトラクションしかファストパスを取得できませんが、7:45に一般ゲストの入園がはじまった場合、7:45から全アトラクションのファストパスが取得可能になります。
このような状況なので、ディズニーランドのほうはアーリーの旨味があまりないと言えます。
一般ゲストの入園がはじまってしまうと、アーリーでも出遅れることになってしまうので、その点を考慮してはやめに入園するようにしたほうがいいですね。
クロロさん!
早々のご回答ありがとうございます。そして、ほんとに何も知らずに行ってあたふたするところでしたー!!そうなんだーと思うことばかりです。ランドに至ってはなんてことだー!早めの行動を心がけます。公式サイトとかにも載っていない貴重な情報を教えてくださりありがとうございます。
クロロさんの情報量はさすがです。いち読者にとても丁寧に説明してくださり本当にありがとうございます!