東京ディズニーランド《イッツ・ア・スモールワールド》
2018年4月15日リニューアル!
リニューアルオープンから約半月が経った、ディズニーランドのアトラクション《イッツ・ア・スモールワールド》。
この13日間分の待ち時間とファストパスのデータが出揃ったので、リニューアルのレポートとともに、混み具合を分析していきます。
最初に動画と写真で、リニューアル後の《イッツ・ア・スモールワールド》の様子を、その後に待ち時間&ファストパスのデータで混雑を分析していくので、ネタバレを避けたい方はこのページ内リンクをタップ/クリックして、分析部分まで移動してください。
ディズニーキャラクターの人形が約40体登場!
《イッツ・ア・スモールワールド》は、東京ディズニーランドがオープンした1983年4月15日からあるアトラクションで、今回のリニューアルは35年目にして初めてのことになります。
『東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”』の開幕とともに、注目要素となっています。
今回のリニューアルで大きく変わったポイントは次の3つ!
・乗り場が大きく変わった
・ディズニーキャラの人形が登場
・音楽にもディズニーソングが
一番大きいものは、やはりディズニーキャラクターの人形が登場したということですね。
アトラクション自体(コースやこれまで設置されていた人形)は以前と変わっておらず、一部がディズニーキャラクターの人形に入れ替わったというイメージです。
乗り場が大きく変わり、キューラインが増えた!
まず、乗り場です。以前は《イッツ・ア・スモールワールド》の建物内に入ると、広い空間の乗り場になっていたと思いますが、これが大きく変わりました!
入口から見て左側にキューライン(並ぶ列を作るところ)が大幅に増えました。
これまでは建物内に入ったらすぐに乗り場というイメージでしたが、リニュール後は待ち時間が長めのときは建物内に入ってからがけっこう長くなっています。
でも、見ていて飽きない作りになっているので、そんなに苦にはならないですね。
電波が悪いのは相変わらずなので、スマホを見たりはちょっと厳しいですが(;’∀’)
あと、パークのボート系アトラクションでよくある“塩素臭”がしなくなりました。単純に乗り場にいろいろ増えて、水が見える面積が少なくなったからだと思います。
ボートに乗り込むところには、ミッキーとミニーが描かれた絵もあります。
海外のディズニーパークにはいないキャラクターも登場!
ボートに乗り込んで、お馴染みの『小さな世界』の音楽とともに巡る世界一幸せな旅に出発です!
最初に現れるのは『アナと雪の女王』のエルサ、アナ、オラフですね!
海外のディズニーパークでは、アナハイムと香港にディズニーキャラクターが登場するバージョンがありますが、アナ雪が登場しているのは東京だけです。
最初のエリアは一気にたくさんのキャラが出てくるので、見るのも忙しいですよ(笑)
『シンデレラ』のシンデレラとプリンス・チャーミング。
『ふしぎの国のアリス』のアリスとホワイトラビット、そのすぐそばに『ピーター・パン』のピーター・パン、ウェンディ、ティンカーベルがいます。
さらに『メリダとおそろしの森』からメリダと子グマたち。こちらも東京だけに登場するキャラクターです。
全部撮ったつもりが、『おしゃれキャット』のマリーちゃんを撮り忘れていました。。。動画だと映っています。
続いて、『塔の上のラプンツェル』からラプンツェルとパスカル。こちらも東京限定ですね。
このエリアの最後は『ピノキオ』のピノキオとジミニー・クリケットです。
ここまでが最初のヨーロッパエリア。このエリアは一番キャラの数が多くて、見るのが忙しいです(笑)
続いてアジアエリアに入ると、『ヘラクレス』のヘラクレスとペガサスが登場。こちらも東京でしか見ることができないキャラクターです。
ちょっとボケちゃってますが、『ムーラン』からはムーラン、クリキー、そして見逃しやすい高いところにムーシューがいます。
『ジャングル・ブック』からはバルーとモーグリ。
ちょっと奥まったところで見にくいんですが、『アラジン』の魔法のじゅうたんに乗ったアラジンとジャスミンもいます。
アジアを抜けてアフリカエリアに来ると、『ライオン・キング』のシンバ、プンバァ、ティモンがいます。
中南米エリアでは『三人の騎士』からドナルド、ホセ・キャリオカ、パンチート。
南太平洋エリアでは、『リロ&スティッチ』のリロとスティッチ。
『モアナと伝説の海』のモアナ、プア、ヘイヘイ。これは東京でしか見ることのできないキャラクターです。
海にまつわるキャラクターが続き、『ファインディング・ニモ』のニモ、マーリン、ドリー。
そして、最後は『リトル・マーメイド』のアリエルとフランダー。
最後のエリアとなるフィナーレは、キャラクターは登場しません。
リニューアル前にもあったピノキオの人形は、まだ健在でしたよ!
という《イッツ・ア・スモールワールド》のリニューアル。乗ってみるとすごく楽しいです!
やっぱりキャラクターが出るので、どこにいるんだろう?と探す楽しみがありますよね。私も乗ってるときはもう周りをキョロキョロしちゃいました(笑)
大人ももちろん楽しめますが、特にこどもは今まで以上に楽しいでしょうね~!やっぱり知っているキャラを見つけられるのは嬉しいと思います。
こどもとパークに行くときにははずせないアトラクションになりそうですね。
リニューアルのポイントでもあった“お馴染みの音楽『小さな世界』に、ディズニー映画の音楽が織り込まれる”というのは、かなり注意深く聴かないとわからないレベルになっています。
このアトラクションのもっとも大事な要素である『小さな世界』が、しっかりとメインで聴こえるようになっていて、安心しました。
動画を見るとわかりますが、基本的には以前の《イッツ・ア・スモールワールド》のままなんですよね。
一番変わったなと思ったのはむしろ乗り場かもしれません(笑)あとは、もともと回転効率が良くて待ち時間が短いアトラクションだったので、もう少し混雑が落ち着いて気軽に乗れるようになると嬉しいですね。
リニューアルオープンから13日間の実際の待ち時間&ファストパスから、混雑を徹底分析!
さて、アトラクションとなると、気になるのはやはり混み具合だと思います。
リニューアル後の《イッツ・ア・スモールワールド》はファストパスが導入されています。
待ち時間の分だけ並んで乗るスタンバイと、並ばずにすぐに乗れるファストパス、両方のデータから混み具合を解説していきます。
平日は30~60分、休日は60~90分の待ち時間!空いているのは夜のパレード以降!
オープンからの13日間の待ち時間は次の表の通りです。注意すべきポイントは“天気”ですね。雨が降ればパークは空くので、当然待ち時間も短くなるという前提で見てください。
これを見ると、基本的に平日は30~60分、休日は60~90分程度の待ち時間になっていることがわかります。
平日の中でも比較的混雑する月曜日や金曜日は、待ち時間がやや長めになっていますね。
休日のデータも今回は普通の土日しかありませんが、例えば今日からスタートしたゴールデンウィークのような連休の中日ではこれ以上の待ち時間になる可能性が高く、最大で120分程度までいきそうです。
空いている狙い目の時間帯としては、夜のパレード《東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ》以降ですね。
このパレードは19:30スタートですが、この19:30を境にして、待ち時間が一気に減っていきます。
混雑日は30分以上になることがほとんどですが、それでも日中よりは空いています。
やはりこどもに人気があるアトラクションなので、こども連れのファミリーが帰る夜の時間帯は特に空いてくるという特徴があります。
日中はほとんど待ち時間が変わりません。あと空いているのは開園直後になりますが、もし三大マウンテンや《モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”》、《バズ・ライトイヤーのアストロブラスター》、《プーさんのハニーハント》といった他の人気アトラクションに乗りたいのなら、そちらを優先したほうが効率的です。これらは《イッツ・ア・スモールワールド》よりもずっと長い待ち時間になるので、開園直後の貴重な空いている時間帯はこれらにまわしたほうがいいですね。
ファストパスは午後まで残る傾向!2回目のファストパスにまわしてもOK!
ファストパスの発券状況は、ちょっと細かくて見にくくなってしまうので、8日間に絞りました。
ファストパスも他のアトラクションほど人気ではなく、平日は夕方くらいに19時台のファストパスを発券して終了、混雑する平日だと15時頃、休日は12時過ぎ頃に発券終了という傾向になっています。
連休中日などの混雑日でなければ、基本的に午後まではファストパスが残っていると考えていいですね。
ファストパスは1枚取ると、次に他のアトラクションのファストパスが取れるようになるのは①そのファストパスの利用開始時間、②2時間後のどちらか早いほうになります。
例えば、8:30に《スペース・マウンテン》の10:45~11:45のファストパスを取った場合、①10:45と②10:30の早いほう、②10:30以降に他のアトラクションのファストパスを発券できます。
もし取ったファストパスが10:00~11:00だったら、①10:00と②10:30で、①10:00以降に他のアトラクションのファストパスを発券できます。
このルールから考えた場合、8時に開園してすぐにファストパスを取った場合、遅くとも次のファストパスは10時台には発券可能になります。
《イッツ・ア・スモールワールド》のファストパスは、午後まではまず残っていますし、混雑日でも10時台であればまだ残っている可能性がかなり高いので、2回目のファストパスでも大丈夫ということになります。
《スプラッシュ・マウンテン》、《モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”》、《プーさんのハニーハント》はディズニーランドの中でもトップ3の混雑になるので、まずはこれらのファストパスを優先したほうが効率的でしょう。
LINK:スマホアプリでディズニー・ファストパス取得!実際の取り方・使い方レポ!
以上、リニューアルした《イッツ・ア・スモールワールド》のレポートと混雑の解説でした。
まだオープンして半月なので、混雑していきますが、これから徐々にこの混雑も落ち着いていくと思われます。ひとまず近いうちにパークに行く方は参考にしてください♪
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