2018年から導入されている東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの年間パスポート使用不可日。文字通り、年間パスポートでの入園ができなくなる日で、過去に毎年のように入園制限レベルの混雑になっているような日が指定されています。
導入から1年が経過し、年間パスポート使用不可日は激混みとまではならないことが多くなっています。とくに、年間パスポート所持者が多く集まるショーやパレード、グリーティングは空いているので、逆にこれらが目当ての人にとっては狙い目の日と言えます。
本日、2020年9~12月分の年間パスポート使用不可日が発表されました。なんでこの日が?というような日も対象になっているので、これまで発表されている分もまとめて解説していきます。
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2019年の残り半年は、13日間が年間パスポート使用不可日!
まずは残り半年となった2019年分。×印がついている日が年間パスポート使用不可日ですが、この先の3カ月は、夏休みのお盆休み、8月12~14日だけが対象となっています。
夏休みの中ではお盆休みが一番混雑するのは間違いないのですが、近年はそれほど混雑していません。この10年で入園制限がかかったのも、こども半額キャンペーン(震災による休園があったための集客策)があった2011年だけです。
続いて、10~12月。この3カ月間は、1年の中でもとくに混雑する時期で、ご覧のように年間パスポート使用不可日が頻繁にあります。
3連休の10月12~14日、祝日で混雑が予想される11月23・24日、年末で混雑する12月28~30日が指定されています。12月7日と8日は普通の土日ですが、この12月の上旬の週末は毎年入園制限がかかるほど混雑していたので、対象日となっています。
だいたい2018年と同じような日が対象になっていますね。2018年はどの日もそれほど混雑しませんでしたが、今年も同じような傾向になるのでしょうか?
2020年は24日間が年間パスポート使用不可日に
ここからは2020年分です。年間パスポート使用不可日は、3カ月毎に3カ月分が発表されています。4月1日に2020年8月までの分が発表されていて、7月1日は9~11月分のはずだったのですが、12月分まで出ました。このほうがきりが良いからかもしれませんね。
さて、2020年分は全部で24日間が年間パスポート使用不可日になりました。2019年は17日間だったので、約1.5倍に増えたことになります。
2019年はゴールデンウィークが10連休になりましたが、この10連休が決まったのは使用不可日が発表された後だったんですよね。それに対して2020年は、東京オリンピック関連で新たに連休が設定されていたり、ディズニーランドで新エリアがオープンするなどの事情があり、日数が増加したものと思われます。
2020年1~3月の年間パスポート使用不可日
まずは1~3月ですが、閑散期を含むため年間パスポート使用不可日は少なめです。
ディズニーランド、ディズニーシーが1年で一番混雑する3月末の春休み、3月28日と29日が対象になっています。
2020年4~6月の年間パスポート使用不可日
続いて、1月に次ぐ閑散期の4~6月です。ここからはあれ?という日が出てくるので注目ですね!
ゴールデンウィークの10連休は今年限りなので、2020年は例年通りです。中日の5月2~4日が指定されているのですが、気になるのは平日の5月25日(月)が年間パスポート使用不可日になっている点ですね。
この時期の月曜日は、運動会の代休効果で混雑しますが、それでも土日並に混雑するという程度です。過去に入園制限がかかったこともありません。この日を年間パスポート使用不可日にする理由がないんですよね。
考えられるとしたら、まだオープン日が発表されていないディズニーランドの新エリアのオープン日くらいです。以前にも記事にしましたが、2020年春オープンなので、もうこの日で間違いないくらいに思っています。と言って、はずれたらごめんなさい(笑)
2020年7~9月の年間パスポート使用不可日
そして、今日発表された9月分を含む、7~9月の年間パスポート使用不可日です。ここも例年とは違うイレギュラーな部分がある7月に注目!
まずは7月ですが、7月は過去10年で1度も入園制限がかかっていない唯一の月です。決してガラガラというわけではありませんが、ディズニーランドとディズニーシーが激混みになるような日がない月なんですよね。
しかし、2020年は東京オリンピックの開会式が7月24日(金)にあります。そのため、2020年は“海の日”が7月23日に移動し、本来は10月にある“体育の日”が7月24日に移動しています。
これにより2020年は7月23~26日が4連休となるため、中日の24日と25日が年間パスポート使用不可日になっています。
8月11~13日はお盆休み(五輪閉会式は8月9日)、9月19~21日は4連休になるため、このあたりは混雑しそうという想像がつきますよね。
2020年10~12月の年間パスポート使用不可日
今日発表された残りの10~12月の年間パスポート使用不可日でも、また不可解な日があります!
2020年は“体育の日”が五輪関係で移動するため、10月に連休はありませんが、例年混雑している10月10日と11日が年間パスポート使用不可日になっています。
そして、3連休の11月21日と22日、毎年混雑している12月5日と6日、年末の12月28~29日のほかに、月曜日の11月16日が年間パスポート使用不可日になりました。
11月16日がなぜ年間パスポート使用不可日なのか、今のところ思い当たるようなことはないんですよね。11月の月曜日は、とくに混雑するようなことはありませんし、5月25日のようにまだ発表されていない何かの新施設がオープンする可能性もありそうです。
今年はディズニーランドで新しくスタートするショー《ジャンボリミッキー!》が、年間パスポート使用不可日の10月14日スタートになっているので、このような形で新施設のオープン日に合わせて年間パスポート使用不可日が設定されていてもおかしくありません。
あるいは、ディズニーシーの夜のショー『ファンタズミック!』が終了する日という可能性もありますね。翌年、2021年はディズニーシーの20周年になります。周年イベントは年度ごとになる4月からスタートするのが通例なので、それに合わせるには前年の11月にショーが終了するのは時期的にぴったりです。
以上が、本日発表された分までの年間パスポート使用不可日でした。いろいろ想像がはかどりますね(笑)年間パスポートを購入予定の人は、しっかり使用不可日を把握しておきましょう。
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