東京ディズニーランドのメインエントランスのリニューアル&立体駐車場の新設が発表!
ディズニーランドの入園ゲートやチケットブースがあるメインエントランスが2020年に向けてリニューアルされることが発表されました。
ゲートの増設、チケットブースに自動券売機の導入、年間パスポートの顔認証導入、そしてこの工事に伴う入場方法の変更など、知っておくべき様々な情報が明らかになっています。
また、3階建ての立体駐車場も新設されることになりました。
下記リリースから、詳しい内容を解説していきます。
東京ディズニーランド®メインエントランスのリニューアルおよび立体駐車場の新設について |オリエンタルランドグループ・ニュースリリース
東京ディズニーランド『メインエントランス』のリニューアル
入園ゲートは6ゲート増設し、フラッパー方式に!年パスは顔認証を導入!
メインエントランスのうち、入園ゲートは現在の48ゲートから56ゲートへと、6ゲート増設されます。
さらに、これまではフラッパーゲートが導入されます。
フラッパーゲートというのが聞き慣れない言葉だったのですが、いわゆる電車の自動改札機のような、パッと開いて入る方式のゲートですね。
ググるとこんなかんじの画像が出てくるので、こういうものができるとイメージしておくといいと思います。
これまでは棒をくるくる回して入園するゲートでしたが、今度からはフラッパー方式になるので、より入園がスムーズになりそうですね。
そして、年間パスポートでは顔認証システムが導入されることになりました。
これはどのような形での入園になるのかまだ明らかにはなっていませんが、身近なテーマパークではUSJでNECの顔認証システムが導入されていますね。
USJではモニターに顔を近づけることで、登録したデータと照合を行って顔パスのように入場できるシステムになっているようです。
現在TDL・TDSでは、ゲートのキャストに年間パスポートの顔写真を提示する → 他のパスポートと同様に二次元コードを読み込ませるという形で入園しています(キャストが見れるゲートの画面には顔写真や名前など、年間パスポートのデータがそのとき表示されている)。
これが顔パスのように入園できるのであれば、手間もかからず便利ですね!
ディズニーシーのほうはリニューアルしないので、両パークで入園方法が違ってきますが、どのようなシステムになるか楽しみです。
チケットブースは32カ所から18か所に減少し、自動券売機が12台導入!
続いて、メインエントランスのうちチケットブースのほうを見ていきましょう。
現在は対面窓口が32カ所ありますが(最近は全窓口が開いていることも少ない)、それが大きく減って18カ所になります。
驚いたのはその18か所の内訳で、自動券売機が12台、対面窓口が6か所になっています。
パーク内に飲み物の自動販売機が設置されたときのように、パークで自動券売機というと、それだけで賛否ありそうなところではありそうなところですが、多言語対応ということを考えれば海外の人は安心して買えるシステムで、良い変更だと思います。
リニューアルオープンはまだまだ先ですが、工事は来年からスタートするので、そのときからチケットブースも減少していきそうです。
今年の夏には当日券の販売開始が開園30分前からに変更されましたが、これからは事前にチケットを用意することがより重要になりますね。
工事は2018年4月から!工事期間中は入園方法なども変更に
メインエントランスのリニューアルは、2018年4月頃からスタートします。
2019年春に一部オープン予定、完成は2020年になっています。2020年と言えば、『美女と野獣』エリアなど、現在まさに大規模開発が行われているエリアのオープン時期なので、それに合わせて今回リニューアルが行われるということですね。
工事が開始する2018年4月は、ちょうどTDR35周年イベントがスタートし、久しぶりに来園される方も多いと思います。
工事に伴い入園方法も変更される場合があるので、注意が必要です。
まず、一般ゲートのほうでは当日の状況に応じて、開園時間よりも前に入園を開始し、指定の場所で待機する場合があるようです。
パークでは混雑日に入園ゲートの列が長く延び、下の写真のように後方通路を確保できないほどになることもあります。
このような場合、これまでは5分開園を早めるなどの措置がとられていましたが、現在でもこのような状況なのに工事で入園ゲートが減るのであれば、もはやそれでは対応しきれない状況になりそうです。
そこで、開園時間前に一度入園してもらって、中のスペースで開園時間まで待機してもらうという方法がとられるようですね。
もちろんアトラクションや飲食施設や利用できませんが、商品施設の利用は未定となっているので、もしかしたら買い物などはできる可能性もありそうです。
続いて、ディズニーホテルの宿泊特典でもある『ハッピー15エントリー』。
これは開園時間の15分前に入園し、指定のアトラクションなどを体験できるというもので、専用のゲートから入園します。
現在はメイントランスの中央に専用ゲートがありますが、工事期間中は仮説の専用ゲートを設けて、そこから入園する形になるようです。
東京ディズニーランド立体駐車場の新設
今回発表されたもうひとつの情報が、立体駐車場の新設でした。
ディズニーランドの駐車場には現在ひとつ立体駐車場がありますが、新たに地上3階建ての立体駐車場が建設されます。
2017年度中に工事開始予定で、完成は2019年度の予定となっています。
以上が今回発表された情報になります。
新アトラクションなどとは違って、パークに来る人全てに関わるものだけに、把握しておくべき情報ですね。
個人的には年パスユーザーなので、顔認証システムがどのような形になるのか楽しみです(笑)
大規模開発もそうですが、2018年・2019年はディズニーランドのあちこちで工事が行われることになるので、まさに新しいパークへの過渡期になりますね。
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ディズニーでも、やっと顔認証になるんですね!
そー言えば、USJの顔認証…モニターに近づける形から、フラッパーゲート導入と同時にゲートに設置されているカメラに顔を向ける形に変更になってますよ!
詳しい情報をありがとうございました!
一応、記事を書く前に調べてはみたんですが、現在はそのような形に変更されていたのですね。
記事のほうも修正させて頂きます。
USJハロウィンのレポートも結局出せてないので、だいぶ遅くはなりますが、年末に出そうかなと思っています。
ご期待ください!
パークのシステムが新しくなる素晴らしいですね。
自分は13周年から年パスを使っています。パスも変わりゲートが変わることによって入場方法が変わりました。時には年パスを忘れてパークに行ったこともあったけど顔認証システムなら大丈夫なのかな?楽しみですね。
工事期間は不便になりますが、もう35年もたつので、今はパークが変化していくのを楽しむ時期なのでしょうね。
リリースには記載されていませんでしたが、新聞報道ではQRコードをかざして入園する際に、登録した写真との照合をカメラで行う形になるという情報がありました。
そのような形であれば、今までキャストに提示していたものがカメラで確認するようになるだけで、基本的にはあまり違いは無さそうですね。
年パスが無くても入れるような顔パスシステムでは無さそうなのが残念です(>_<)